中日・京田「ビールかけの音頭取りたい」 6700万円で更改 盗塁&出塁率アップで来季V導く

[ 2020年12月22日 16:53 ]

<中日・京田契約更改>微増で契約更改を終え、来季への意気込みを語る京田(撮影・椎名 航)
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 中日の京田陽太内野手(26)が22日、名古屋市の球団事務所で契約を更改し、昨年の6400万円から300万円アップの6700万円(金額は全て推定)で一発サインした。

 チームでは唯一となる全120試合出場。「こんなイレギュラーなシーズンでケガなく戦えたのは自信になった」。ただ、打率.247、5本塁打、29打点の成績には、納得していない。「情けない数字ばかり。来年はキャリアハイ(の成績)となるように頑張りたい」。来季に向け、こだわる数字は、出塁率(今季は.298)と盗塁(同8)だ。

 「出塁率が上がれば盗塁も増えてくる。出塁率は3割後半から4割、盗塁は一人で30以上したい」

 チーム史上最年少の選手会長として乗りきった20年シーズン。「ドラゴンズから誰ひとり、感染者が出なかったのは良かった」と重責を果たした顔に充実感が浮かぶ。8年ぶりのAクラスに到達した今、次の目標は10年ぶりの優勝しかない。「選手会長として、ビールかけの音頭を取りたい」。若きリーダーが復活近い強竜の先頭に立つ。

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2020年12月22日のニュース