広島の35歳長野、古巣・巨人戦で大活躍!初回に851日ぶり盗塁成功、ポール直撃弾含む2安打3打点

[ 2020年11月4日 22:19 ]

セ・リーグ   広島5―1巨人 ( 2020年11月4日    マツダ )

<広・巨>7回無死、長野は右越えにソロ本塁打を放ちナインに迎えられる (撮影・奥 調)
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 広島の長野久義外野手(35)が2018年まで9年間在籍した古巣・巨人戦(マツダ)で貴重な追加点となる9号ソロを含む2安打3打点に移籍後初盗塁と大暴れ。チームに昨年7月の9連勝以来となる6連勝(2分け挟む)をもたらし、先発の21歳右腕・遠藤に5勝目をプレゼントした。

 「1番・左翼」で先発出場した長野は1―0で迎えた7回、先頭で入った第4打席で、2イニング目に入った巨人2番手右腕・ディプランが1ボール1ストライクから投じた3球目、外角高め150キロ直球を右翼ポール直撃の9号ソロ。3―0で迎えた8回には1死二、三塁で4番手右腕・大竹から左前へ2点適時打を放ち、ダメ押した。

 初回の第1打席では四球を選び、広島移籍後2シーズン目にして初盗塁となる二盗に成功し、田中広の浅い中飛で三塁に進塁するなど元気いっぱい。残り4試合で広島移籍後初、2年ぶり10度目となる2桁本塁打なるか、注目される。

 なお、長野の本塁打は10月31日の中日戦(ナゴヤD)で8回にゴンサレスから8号2ランを放った通算150号のメモリアル弾以来出場2試合ぶり。巨人戦では9月22日(東京D)の対戦でエース菅野から逆転の5号3ランを放ち、史上39人目の12球団本塁打を達成して以来通算2本目。盗塁は巨人時代の2018年7月7日に広島戦(東京D)で野村―会沢バッテリーから二盗に成功して以来851日ぶり通算93個目となっている。
 

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