阪神・藤浪 今季中に再登板! 矢野監督「もう一回いっていい」と高評価 1287日ぶり甲子園星逃すも

[ 2020年11月4日 21:52 ]

セ・リーグ   阪神3-2ヤクルト ( 2020年11月4日    甲子園 )

<神・ヤ23>6回2死一、三塁、上田を見逃し三振に仕留めて雄叫びを上げる藤浪(撮影・北條 貴史)
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 甲子園では17年4月27日のDeNA戦以来、1287日ぶりの白星を目指した阪神先発・藤浪は6回4安打無失点と好投。救援陣が同点に追いつかれて待望の勝利投手とはならなかったが、手応えの残る一戦となった。

 「もちろん真っすぐも良かったですけど、(変化球と)両方使えることで投球の幅が広がりました。相手も迷いが出ると思うので、全体的に球種をバランス良く使えたのが、今日一番良かった所かなと思います」

 最速157キロの直球に140キロ台後半のフォークと、カットボールやカーブも織り交ぜ、ヤクルト打線に的を絞らせなかった。3者凡退は4回の1イニングのみ。再三にわたり走者は背負ったが、最後まで本塁は踏ませなかった。矢野監督も「先発としてしっかりやってくれました。もう一回いっていいと思っている」と今季中にもう一度先発登板させる可能性を示唆した。

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2020年11月4日のニュース