日本ハム栗山監督「直球が使える状態じゃない中でどうするか」 吉田輝の2回8失点に

[ 2020年11月4日 22:59 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー10西武 ( 2020年11月4日    メットライフD )

<西・日>ベンチで厳しい表情の栗山監督(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハムの栗山監督が2回で自己ワーストとなる8失点KOを喫した吉田輝星投手(19)について「ご覧の通り。直球で行きたくても直球が使えるような状態でない。そういう中でどうするのか。そこが課題。そういう状態でも直球を投げいかないきゃいけないし、これを生かしてくれればいい」と話した。

 吉田は初回から西武打線に捕まった。先頭の金子に一塁内野安打で出塁を許すと、源田には二塁内野安打を許し無死一、三塁のピンチ。3番・外崎には外角高めのスライダーで打ち取った当たりも、レフト線に落ちて早々に先制点を許した。そこから栗山、中村に連続四球で押し出し。スパンジェンバーグには置きにいった初球のスライダーを右前打、木村には初球の直球を左犠飛で、やっと1死を取ったが4失点目と厳しい立ち上がりだった。

 「(初回の不運な3連打など)打たれている訳じゃない。だから余計にかわしたくなる。直球を上手く使わないと長くは投げられないから」と栗山監督は語った。

 また、吉田輝と高卒2年目で同期の野村が故障から復帰後初アーチを放ったことには「よかったね。ジェームス(野村)らしい打撃。守りでもミス(6回に三ゴロを後逸)している。若い人はミスしないと覚えないから。これを生かしてくれれば」とした。

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2020年11月4日のニュース