“サニブラに勝った男”中大・五十幡、日本ハム2位指名で果たせた亡き母との約束

[ 2020年10月27日 05:30 ]

プロ野球ドラフト会議2020 ( 2020年10月26日 )

マスコット人形を手にガッツポーズする日本ハム2位指名の五十幡(撮影・久冨木 修)
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 「サニブラウンに勝った男」、中大・五十幡は日本ハムの2位指名を受け、マスクの下で微笑んだ。注目を集めていた50メートル5秒6の快足と広い守備範囲に、今秋は力強い打撃が加わったことで上位指名を勝ち取った。「指名していただいてほっとしているのが一番。日本ハムファンの方は熱い印象がある。一日でも早く応援される選手になりたい」と穏やかに話した。

 プロ入りは守らなければならない約束だった。全国中学陸上の100メートルと200メートルでサニブラウンを破ったが、佐野日大では野球部に入部した。小3の時にがんで亡くなった母・恵子さんとの「プロ野球選手になる」という約束を果たすためだった。親孝行の青年は少し遠くを見つめて言った。

 「夢を叶えることができました。(母は)本当に今も近くで見てくれていると思う…ここからが恩返し。頑張るから応援してね」

 代名詞のもとになっているサニブラウンの存在について質問が飛ぶと「中学校3年の時に“道は違うが、お互い頑張ろう”と話した。これからも刺激を与え合える関係を続けていきたい」と目を輝かせて答えた。日本ハムには動画を見て盗塁の技術を学んだ西川がいる。手本にして黄金の足に磨きをかける。(柳内 遼平)

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