広島・西川 初の4番で決勝打 「ただ4番目に回ってくる」謙遜も勝負強さ見せた

[ 2020年10月21日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5-1阪神 ( 2020年10月20日    甲子園 )

<神・広21> 3回2死満塁、西川は左前適時打を放つ (撮影・平嶋 理子)                                                         
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 5年目で初の4番抜てきに、広島の西川が最高の結果で応えた。3回2死二、三塁から、鈴木誠が申告敬遠され満塁で打席へ。ガルシアが投じた外角低め直球を、コンパクトなスイングで左前にはじき返した。決勝となる先制2点タイムリー。坂倉も2点打で続き、打線に勢いをもたらした。

 「(九里)亜蓮さんもずっと頑張っていたので、何とか先制点が欲しいと思って打席に入った。(初の4番は)ただ4番目に回ってくると思って打席に入りました」

 コンディション不良から復帰した11日以降の7試合は全て5番を任されてきた。佐々岡監督が「(4番の松山が)調子を落としているし、休養の意味もある」と明かしており一時的な措置でも、今季の得点圏打率・370の勝負強さを示した夜となった。 

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