阪神 2失策がいずれも失点に直結 矢野監督は小幡に「そういう結果を踏まえて、どうしていくか」

[ 2020年9月30日 22:04 ]

セ・リーグ   阪神0―9中日 ( 2020年9月30日    甲子園 )

<神・中>中日に零封負けし、ファンに一礼する矢野監督(左)ら(撮影・平嶋 理子)
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 序盤の2失策がいずれも失点に結びついた展開に、阪神・矢野燿大監督(51)も肩を落とした。

 「(小幡)竜平のも難しい打球じゃなかったけどね。チャレンジして取りに行ったとかそういうプレーじゃないから。ああいうところはしっかりやっていかないと。結果的に球数が増えて、そのあとのイニングとかにも絶対的に影響してくる」

 小幡は初回無死一塁の場面で、京田が放ったゴロを痛恨の“トンネル”。無死一、三塁とピンチを広げ、先制点を許すきっかけとなってしまった。高卒2年目の若武者のミスに矢野監督は「竜平(小幡)自身も守りで信頼を得て、勝ち取っていく選手だと思うんでね。そういう結果を踏まえて、どうしていくかというところ」と明日以降の奮起を促した。

 3回には無死一塁でアルモンテの左前打を処理しようとしたサンズがファンブルし、一塁走者の三塁進塁を許した。「サンズもまあ、跳ねているのは跳ねているんだけども。それも言い訳にはできない」(矢野監督)。失策数は両リーグワーストの62。序盤の拙守で試合の流れを掴むことができなかった。

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2020年9月30日のニュース