巨人、連勝5でストップ 大竹が、畠が…2ストライクから痛恨 マジックは「25」に

[ 2020年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―3中日 ( 2020年9月26日    東京D )

<巨・中20>8回1死、木下拓(奥)に決勝ソロ本塁打を浴びる大竹(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 被打率・159。首位を快走する巨人投手陣の2ストライク後の被打率だ。12球団トップを誇る。投手有利のカウントでは打たれないことが、リーグトップの防御率3・28につながっていたが、この日は少しだけほころびが生じた。

 同点の8回1死。4番手の大竹は木下拓に対し、カウント2―2からの宝刀シュートが高めに浮いた。内角低めに構えた大城の意図に反したボールを、木下拓に左翼席へ運ばれた。右腕の11試合ぶりの失点が決勝ソロ。原監督は「責めることはできない」とチームトップ15ホールドのベテランをかばったが、この日の被安打9のうち7安打、先発の畠は6本中5本が2ストライクからだった。

 宮本投手チーフコーチは、「2ナッシングからの勝負はOKだけど、ゾーン外で勝負する。繊細さをもたないといけない」と求めた。

 連勝は5でストップしたが、2位・阪神が敗れ、優勝マジックは1つ減って25。反省点を消化できれば、より隙がなくなる。(青森 正宣)

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月27日のニュース