阪神の情報伝達疑惑についてセ・リーグ杵渕統括が状況説明、試合進行遅延を謝罪

[ 2020年9月27日 19:15 ]

<ヤ・神>メンバー表の最終確認時に高津監督(奥)、矢野監督(手前)に頭を下げる森審判員(撮影・北條 貴史)
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 26日のヤクルト―阪神戦で、審判団が阪神側に外部からの情報伝達があったのではないかと指摘し、試合が一時中断したことについて、セ・リーグの杵渕和秀統括が27日に神宮球場を訪れ、矢野監督らに謝罪した。

 「審判から私が報告を受けていることに対して、阪神球団との認識のすり合わせをさせていただいた。試合中にあれだけ、5、6分ですかね。試合がスムーズに流れなかった。おわびというのは、どちらが良い、悪いとかではなくて、審判のやり取りを通じて試合があれだけ止まったと。スムーズに流れなかったというところをおわびしました」

 前夜の試合の8回表終了後の選手交代時に審判団が矢野監督に対して指摘し、激しい口論に発展。約6分間、試合が中断した。問題となったのは、7回1死での小幡の本塁突入のアウト、セーフの判定についてのリプレー検証が行われていた場面。次打者だった近本がフェンス越しに新聞記者と「コンタクトを取っていた」と審判に判断された。その記者が「セーフ」という情報を近本に伝え、それを近本が井上打撃コーチに伝えたのではないかという疑惑がかけられたと受け取った矢野監督が「俺らが何かズルをすることなんかない」と激高した。

 杵渕統括は阪神が意図的に外部から情報収集したという疑惑については「全くそれはない。報告を聞いた私は、友寄審判長もそうですし、昨日の当該審判も、タイガースがそれによってサイン盗みをしているとか、あらぬあれをしているとか、といういうことは全くない」と強調。当該記者への事情確認のタイミングで矢野監督が選手交代を告げに来たために、口論のような形となったと説明した。

 審判団も結果的に試合の進行を妨げたことについて、27日の試合前メンバー交換の際に両軍監督に謝罪。事態を収拾した。

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