巨人・戸郷 苦難の9月…自己ワースト6失点で降板「3回の本塁打を防ぐことができれば…」

[ 2020年9月18日 19:38 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2020年9月18日    横浜 )

<D・巨>3回無死二、三塁、オースティン(右)に右越え3ランを浴びた戸郷(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の高卒2年目右腕・戸郷翔征投手(20)が18日、横浜で行われたDeNA戦に先発したが、5回87球を投げ、2本塁打を含む8安打を許し自己ワーストの6失点で降板。昨年9月21日にプロ初登板を果たした思い出のマウンドだったが、9月初勝利とはならなかった。

 戸郷は2回、1死二、三塁で倉本に先制の2点タイムリーを打たれ、3回には梶谷、ソトの連打で無死二、三塁とされると、オースティンに高めスライダーを右中間席に運ばれた。5回にも梶谷に右翼へ12号ソロを打たれ、自己ワーストの6失点。6回の打席で代打を送られた。

 今季はローテーションを守りこれまで7勝を挙げている戸郷だが、8月27日のヤクルト戦(神宮)で勝利を挙げて以来勝ちがない。9月4日の阪神戦(甲子園)では6回途中5失点で負け投手。11日のヤクルト戦(東京D)では7回、自己最多116球を投げ1失点と好投したもの勝ち負けはつかず、新人王を狙う戸郷にとって苦難の9月となっている。

 ▼戸郷 流れを変えるような投球をしたいと思ってマウンドに上がりました。3回の本塁打を防ぐことができればもっといい試合にできたと思うので悔しいです

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