広島・坂倉「1球、1試合も無駄にしない」 当面は“代役”正捕手 

[ 2020年9月18日 05:30 ]

<広・中 雨天中止 広島練習>室内で打撃練習する坂倉 (撮影・奥 調)
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 広島・佐々岡真司監督(53)は、天候不良で中日戦が中止となった17日、坂倉将吾捕手(22)に「代役正捕手」としての期待を寄せた。会沢がコンディション不良により離脱。磯村が16日に昇格したものの、先発マスクは成長著しい坂倉を中心に起用し、会沢の復帰を待つこととなった。

 会沢の離脱が、坂倉の信頼度をより明確に浮かび上がらせている。1軍に同行する捕手は、坂倉、磯村、白浜の3人。先発マスクを坂倉と磯村が争う構図の中、佐々岡監督は、坂倉に「代役正捕手」の期待を寄せている。

 「いまはアツ(会沢)がいない。磯村が帰ってきて(先発マスクを)2人でやってもらいながら、坂倉が中心になってくるだろう」

 会沢は、10日のヤクルト戦で広岡のファウルがマスク越しに顔面直撃し、翌11日にコンディション不良で登録を抹消された。正捕手不在の緊急事態に、打撃不振で6日に降格したばかりの磯村を再登録可能となる16日に昇格させて捕手態勢を再整備。高卒4年目の坂倉は、同10年目の磯村と比較すれば経験値は劣る。それでも、会沢に次ぐ今季22試合の先発マスクをかぶる坂倉を中心とし、会沢離脱を乗り切る方針だ。

 打率・324の打力が際立つ一方で、先発時のチームの勝敗は9勝10敗3分け。借金8に低迷するチーム状況を考えれば、守備面でも健闘していると言える。「正捕手というほど経験をさせてもらっていないですし、多くの試合に出させてもらっていることは、とてもありがたい。いろんな経験をしながら、1球、1試合も無駄にならないようにやりたい」。昨季までのプロ3年間で1度も先発マスクがなかった中、捕手としての立場を着実に確立し始めている。

 「出るからには責任がある。1試合1試合無駄にすることなく、佐々岡監督の言う一体感を持ってやる。しっかりと勝っていけるように、与えられたところでやるしかない」

 会沢は、3軍でのリハビリを開始し、早期の復帰を目指している。主力に離脱が相次ぎ、残りは46試合。首位・巨人は遠くに見失っても、若手のチャンスは目の前に転がっている。(河合 洋介)

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