オリックス・西村監督が辞任 中嶋2軍監督が代行 今季16勝33敗4分け、最下位低迷

[ 2020年8月20日 23:00 ]

<オ・西>4回、投手交代を告げる西村監督 (撮影・平嶋 理子)                                                       
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 オリックスは20日、西村徳文監督(60)が辞任すると発表した。中嶋聡2軍監督(51)が監督代行に就き、あす21日の西武戦(京セラ)から指揮を執る。チームはこの日、今季4度目の4連敗で16勝33敗4分けとなり、21日にも自力優勝の可能性が消滅する。

 96年を最後に12球団一リーグ優勝から遠ざかるチームの逆襲へ、還暦の誓いを立てて臨んだシーズンだった。「1人1人が変わらないと、同じ結果しか出ない。コーチ、選手みんなで変わる」。監督就任後、幾度となく提言しチームを鼓舞。グラウンド内外でナインと積極対話し、コミュニケーションを図ってきた。1年目の昨季は5年連続Bクラス、3年ぶりの最下位に沈んだが、反攻の起爆剤として獲得したメジャー通算282本塁打の超大物ジョーンズの不振は誤算の一つだった。

 節目の敗戦は、今季を象徴する展開だった。初回に福田、吉田正の2度の二盗成功が、リクエストでいずれも盗塁死に覆る珍事で拙攻劇が幕を開けた。両軍ブルペンデーだったにも関わらず、プロ初先発の平井には5回零封。6回、2点を返し、なおも無死満塁でジョーンズが3球三振。9回に吉田正の中前適時打で1点を返し、なおも1死一、二塁でも超大物は3球三振に倒れ、西村監督は「(1本が)出たらというところですけどね…」と嘆くしかなかった。

 ロッテ監督1年目の10年には、史上初となるリーグ3位からCS、日本シリーズを制覇。下克上の再現はかなわなかった。

 ◆西村 徳文(にしむら・のりふみ)1960年(昭35)1月9日生まれ、宮崎県出身の60歳。福島高(宮崎)、鹿児島鉄道管理局を経て81年ドラフト5位でロッテ入団。86年から4年連続盗塁王。90年に首位打者。引退翌年の98年からロッテでコーチを務め、監督就任1年目の10年にリーグ3位から日本シリーズ制覇。12年に退任し、16年からオリックスのヘッドコーチを務め、19年に監督に就任した。

 ◆中嶋 聡(なかじま・さとし)1969年(昭44)3月27日、秋田県出身の51歳。秋田・鷹巣農林から86年ドラフト3位で阪急に入団。その後、西武、横浜(現DeNA)を経て04年に日本ハムに移籍。07年からバッテリーコーチを兼任し、15年限りで現役引退。その後、日本ハムのGM特別補佐、バッテリー兼作戦コーチを経て、19年にオリックスの2軍監督に就任した。現役時代の通算成績は1549試合で804安打、55本塁打、349打点。1メートル82、84キロ。右投げ右打ち。

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