大谷 今季自己ワーストタイ11打席連続無安打、タイミング外され自分のスイングできず

[ 2020年8月20日 21:59 ]

インターリーグ   エンゼルス2―7ジャイアンツ ( 2020年8月19日    サンフランシスコ )

エンゼルスの大谷にタッチに行くジャイアンツのクエト(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が19日(日本時間20日)、ジャイアンツ戦に「5番・DH」で出場し、3打数無安打、1四球だった。今季自己ワーストタイで3度目の11打席連続無安打となった。

 変幻自在の投球フォームで投げ込む通算127勝右腕クエトの90マイル(約145キロ)前後の直球に差し込まれ、変化球に体が泳がされた。一塁線への打ち損じの投ゴロが2打席連続で続き、6回には左腕スアレスから今季7個目の四球を選んだものの、8回はサブマリン右腕ロジャースのカーブにタイミングを外され中飛。間合いがとれず自分のスイングが出来ない状態が続いている。

 試合前、オンライン会見に応じたジェレミー・リード打撃コーチは「良い選手は自分への期待が高いから自分に厳しい。フラストレーションはあると思う。162試合制ならまだしも60試合だから余計にプレッシャーがかかっているように見える」と大谷の気持ちを推し量った。それでも同コーチは「1球で状況は変わる。1球で調子を取り戻せる」と、早期復調に期待を寄せた。(サンフランシスコ・笹田幸嗣通信員)

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月20日のニュース