木更津総合・吉鶴ジュニア6回零封「得意なボールで押せ」父・憲治氏の“金言”支えに

[ 2020年8月8日 05:30 ]

千葉大会3回戦   木更津総合4―1市原中央 ( 2020年8月7日    ゼットエーボールパーク )

<木更津総合・市原中央>6回零封の木更津総合・吉鶴(撮影:柳内遼平)
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 3―0の4回2死三塁のピンチだった。木更津総合の左腕・吉鶴翔瑛(3年)は父・憲治氏から授かった言葉を思い返す。ソフトバンクの1軍バッテリーコーチの「金言」だ。

 「ピンチの時こそ、自分の得意なボールで強気に押していけ」。一番自信のあるスライダーを投げ込む。打者の手元で鋭く曲がり、二ゴロに打ち取った。6回を3安打無失点で5三振を奪い、市原中央打線を封じ込んだ。

 憲治氏は捕手として中日、ロッテで10年間プレー。投手の道を選んだ吉鶴にとって、幼少時から「バッテリー」を組んだキャッチボールは忘れない思い出だ。この日迎えた18歳の誕生日に自ら花を添え「父からもお祝いのLINEが来ました。楽しく投げられました」と笑顔で話した。

 最速140キロを誇る左腕。憧れの投手は同じ左腕で父の所属するソフトバンクの大竹だ。「大学の4年間で力をつけてプロ野球に行きたい」。父と同じ世界に飛び込むために階段を一段ずつ上がる。(柳内 遼平)

 《150キロ腕篠木は反省の初登板》最速150キロを誇る右腕・篠木健太郎(3年)が4点リードの9回に今大会初登板。1イニングを2安打2四球1失点に「相手の勢いもあり、テンポが速くなりすぎてしまった」と反省した。主将も務めるエースは「(吉鶴ら)投手陣で戦って、優勝を目指したい」と意気込んだ。

 ◆吉鶴 翔瑛(よしつる・しょうえい)2002年(平14)8月7日生まれ、千葉県船橋市出身の18歳。5歳で野球を始め、前原中時代は千葉北リトルシニアでプレー。木更津総合では1年春からベンチ入り。50メートル6秒4。遠投100メートル。球種は直球、スライダー、チェンジアップ。1メートル74、78キロ。左投げ左打ち。

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