プロ注目左腕 霞ヶ浦・山本 常総学院相手に6回1失点

[ 2020年6月14日 17:47 ]

常総学院との練習試合で力投する霞ヶ浦・山本雄大(撮影・花里 雄太)
Photo By スポニチ

 今秋のドラフト候補、霞ヶ浦の左腕・山本雄大投手(3年)が14日、常総学院との練習試合(JCOMスタジアム)に先発。「思った所にいかなかった」と反省したが、6回7安打1失点に抑えた。

 昨夏は投手兼外野手として甲子園に出場。霞ヶ浦として聖地初勝利を目指した。だが、1回戦で、優勝した履正社を相手に6回2/3を投げ、10安打4失点。「少しふわふわしていた。すごいバッターが多かった」と力の差を見せつけられた。

 新チームではエースとなり、寮の自室にある甲子園の土を見ながら1年越しのリベンジを期したが、5月20日に選手権大会の中止が決定。翌21日に帰省した際には、「去年は先輩たちに連れていってもらった。もう1回行きたかった」と父・慎一郎さんの前で悔しい思いを吐露した。

 今後の進路は未定だが、7月11日に開幕する茨城の代替大会に向け、「今までの集大成。出し切りたい」と意気込んだ。自らの左腕で道を切り開く。

続きを表示

2020年6月14日のニュース