巨人　無観客でも新演出！吉川尚「チャンステーマ」で入魂弾

練習試合    巨人5―8日本ハム （ 2020年6月13日    東京D ）

＜日・巨＞2回1死二塁、吉川尚は右中間に2ランを放つ（撮影・西尾　大助）
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　無観客で迎える開幕に向け、巨人がこの日から新たに試みた演出だった。収録された応援団の「チャンステーマ」が流れる2回1死二塁で、吉川尚が練習試合再開後初となる本塁打を右翼席に運んだ。杉浦の高め直球を2ランし「強く振り抜けた。（声援は）久々の感じで気持ちが入った。新鮮に感じて、しっかり集中することができた」と打席に立った感想を口にした。

　二塁での開幕スタメンは確定的。リードオフマンとして期待されるが、戦略の一つとして「1番」から「7番」に打順を下げて臨んだ。前日は4打数無安打で、試合後に特打を敢行してバットの出し方と軌道を修正。公私で親しい2歳年下の岡本が本塁打した直後の一発に「岡本さんが反撃の一発を打ってくれたので、積極的に打席に入ることができた」と笑わせた。（神田　佑）

　▼巨人・陽岱鋼（ヨウ・ダイカン）（途中出場で5回先頭でバックスクリーン右にソロ。練習試合再開後打率・500、2本塁打）与えられたところでしっかり結果を残し続けたい。