巨人・坂本&大城が練習再開 原監督「吉報と捉えている」も16日出場は慎重

[ 2020年6月14日 05:30 ]

<巨・日>7回、選手交代を告げる原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人は13日、新型コロナウイルスに感染して都内の医療機関に入院し、12日に退院した坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)が川崎市のジャイアンツ球場で練習を再開したと発表した。室内練習場で打撃を行い、軽めのノックも受けた。原監督は、日本ハムとの練習試合後に「我々は吉報と捉えている」と語った。

 両選手は5月下旬に球団が独自に実施した抗体検査で抗体が検出され、6月2日のPCR検査で新型コロナの遺伝子量が微量ながらも陽性反応。3日から10日間入院していた。指揮官は1軍の合流時期について「簡単には言えない。(病院に)缶詰め状態になっていたわけだから、彼らの体や精神的な部分も含めてね。いいスタートを切らせるというところもある」と慎重な姿勢を示す。実戦復帰は開幕前最後の練習試合となる16日のロッテ戦か、開幕戦以降となるか、慎重に判断する。

 ≪119人全員が陰性≫巨人は2、3軍の監督、コーチ、選手、スタッフ計119人に新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を12日に実施し、全員が陰性だったと発表した。1軍関係者は5日までに全員の陰性が確認されている。

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2020年6月14日のニュース