昌平・黒坂監督、休止期間中にLINEで選手と「野村の教え」でチーム力底上げ

[ 2020年6月14日 05:30 ]

昌平高校の黒坂洋介監督
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 昌平・黒坂洋介監督は、8月8日に開幕する埼玉独自の代替大会に向け、約3カ月の練習休止による影響を懸念する。この日も自主練習で「一番心配なのは投手」だといい、「体力や暑さを考慮すれば長いイニングは投げられない。1人30球を目安として3年生投手7人でつないでいきたい」と言及。エース・宮坂陸希、1メートル86の長身・川野紘也の両右腕らによる継投プランを明かした。

 外野手としてプレーしたシダックスでの現役時代、当時の野村克也監督から指導を受けた黒坂監督。今回の休止期間中に「野村の教え」をLINEで選手と共有することで、チーム力の底上げを図ったという。

 自身が指導者の道へ進む際、名将から継承した「野村ノート」を元に作成したマニュアルはカウント別の打撃や相手のレベルに合わせた攻撃パターンなどがまとめられている。「マニュアルを理解した上で、選手自身がどう考えて動くかが重要。最後の大会で集大成を見せてほしいですね」と選手の成長に期待をかけた。(柳内 遼平)

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