広島・床田 アレレ4回4失点「1週間でしっかり調整したい」

[ 2020年6月14日 05:30 ]

練習試合   広島5―4ソフトバンク ( 2020年6月13日    ペイペイD )

<ソ・広>広島先発の床田(撮影・中村達也)
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 開幕ローテーション入りを決めている広島・床田には、ちょっぴりホロ苦い最終登板となった。鷹の強力打線に4回70球を投げて5安打4失点。予定の5~6回、100球を投げ切れず「あの投球なら、開幕後もあそこで代えられる。決め球が甘かった」と反省が口を突いて出た。

 球威はあった。変化球も切れていた。初回の柳田には最速150キロの外角低め直球を見せた後、同じコースにスライダーを決めて空振り三振。「感覚的には良かった」は本音。だが、わずかなスキが失点に直結する。

 2回は1死からの四球を端緒に、松田宣と上林に連続二塁打を浴びて2失点。4回も1死から長短2安打と味方の失策が絡んで追加点を奪われた。「一球一球、集中して投げないとこうなる」と佐々岡監督。期待するからこその苦言だった。

 「先頭を打ち取っても安心せず、しっかり投げたい。勝負球が大事。1週間でしっかり調整したい」。最終登板で得た教訓を、床田は20日のDeNA戦で生かすつもりだ。
 

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2020年6月14日のニュース