オリックス・ドラ5勝俣　ポジティブ思考「少しでもプラスにできるようにと思い練習」

室内練習場で打撃練習する勝俣（球団提供）
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　オリックスのドラフト5位・勝俣は4日、ポジティブ思考で新型コロナウイルスの感染拡大でシーズン開幕が延期となっている逆境イヤーに臨む。3月3日のロッテとのオープン戦で12球団新人では一番乗りとなる本塁打を放つと、同6日には巨人・菅野からも一発を記録。注目を集めたが“長期ブランク”でファンの記憶も薄れてしまった。

　「一日一日を無駄にしないように。開幕が遅れているということを少しでもプラスにできるようにと思い練習しています。早くファンのみなさんに（名前を）覚えてもらえるように」

　この日も大阪・舞洲の球団施設で自主練習。室内練習場での打撃練習では持ち前のフルスイングを披露し、開幕1軍に向け長所に磨きをかけている。「自分の持ち味で勝負するために、思い切りスイングすることを継続して取り組んでいます」。寮の自室ではプロジェクターを使い、お気に入り映画「SPEC（スペック）」を見てリフレッシュするなど、オンとオフを切り替え、開幕を待つ。