阪神・岩貞「春季2次キャンプ」で開幕OK 今は「2月中旬ぐらいの練習をやっていけば…」

[ 2020年5月5日 05:30 ]

オンラインで取材を受ける岩貞(撮影・平嶋 理子)                       
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 阪神・岩貞は4日、甲子園球場施設での自主練習後にオンライン取材に対応。不透明な状況が続く開幕まで最低でも1カ月半以上あることから、現在は“春季2次キャンプ”として自主練習に励んでいることを明かした。

 「(緊急事態宣言が)延長になり、そこ(宣言解除)から全体練習が始まってとか、逆算すると(今は)2月中旬ぐらいの練習をやっていけば、実戦で投げられるような体になってくると思っている」

 昨年は、同時期にインフルエンザに感染して離脱するなど、わずか8試合登板で2勝4敗に終わりシーズンを通してチームに貢献することができなかった。それだけに、今季は1軍でのシーズン完走を目標にする。

 「いつ始まってもいいように。実戦感覚さえ戻れば、というような体の状態にはしておきたい」

 現在はブルペン入りを週1、2回程度に抑え、階段ダッシュやポール間走などシーズン中にはほとんど行わないハードなランニングメニューを中心に練習を積んでいる。午前組と午後組に分かれる自主練習では、練習時間に限りがある。「体幹をやる日、キャッチボールを長くやる日、ノックを受ける日とか、細かくその日の練習は考えてやっています」と少しの時間も無駄にすることなく、効率よく取り組んでいる。

 「もちろん野球をやりたい気持ちは山々なんですけど、命が一番大事なので仕方ない。切り替えて一カ月準備期間がのびたとプラスにとらえてやっていきます」。“2次キャンプ”は必ずシーズンで生きるはずだ。(阪井 日向)

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