台湾プロ野球、8日から観客入れて開催へ 1試合1000人、マスク義務付け

[ 2020年5月5日 18:55 ]

 世界最速で開幕した台湾のプロ野球が、8日から観客を入れて試合を開催することを決めた。

 この日、中華職業棒球大連盟(CPBL)が新型コロナウイルスの対策会議を行い、1試合最大1000人の観客を入れて試合を行う方針を固めた。観戦者には氏名の申告、検温、マスクの着用を義務づけ、着席の間隔を大きく開ける。スタンドに飛び込んだファウルボールを追いかけたり、捕りにいったりしないように求める。

 台湾プロ野球は4月12日に無観客で開幕。5日午後現在、台湾の感染確認者数は438人に抑えられており、4月半ば以降は感染者なしの日が続くなど状況が好転していることも観客を入れての開催につながった。呉志揚コミッショナーは「お客さんを入れての開催をスタートさせることで台湾社会全体が活発になる。元気を与えたい」と話した。

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2020年5月5日のニュース