球界最年長の阪神・福留 43歳誕生日にナインがサプライズ祝福

[ 2020年4月26日 13:45 ]

<阪神自主練習>43歳の誕生日を迎え、ナインに祝福される福留(阪神タイガース提供)
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 球界最年長、阪神・福留が26日、43歳の誕生日を迎え、ナインからサプライズ祝福を受けた。この日午前の甲子園での自主練習で、ベンチ裏通路から球場に出てきたところを、隠れていた後輩たちが“襲撃”。糸原、陽川らが「おめでとうございます!」の声とともに大型のクラッカーを鳴らした。

 まさかの展開にさすがの大ベテランも思わず照れ笑い。実はこの日は自主練習がないと勘違いしており、他の選手より30分遅れの9時30分頃に球場入り。後輩らは9時前に1度待機しながら主役が現れないために解散し、再度スタンバイした経緯があり「すみません、遅くなりました!」と頭を下げて爆笑を呼んだ。

 坂本からは手づくりのケーキがプレゼントされ、パーティーの定番グッズの「祝 おめでとう」と書かれたたすきまでかけられた。例年なら球場でファンからも祝福される日だけに、球団広報を通じて「本当はそうなってくれるのが1番だし、そこへの寂しさはあるけど、こうやってチームのみんながお祝いしてくれたし、まずは健康で43歳を迎えられたということが第一なので、良かったです」とコメントした。

 「3密」を避けるため4班に分かれ、施設の使用時間も制限して練習中の阪神ナイン。厳しい状況の中、久々の心の温まる一幕となった。

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