阪神・青柳“おうち時間”充実 フォーム改造着手&夫人とは仲良くゲーム

[ 2020年4月26日 05:30 ]

甲子園で自主練習を行う青柳(球団提供)
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 阪神・青柳の“おうち時間”は充実していた。25日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じ、活動休止中にフォーム改造に着手したことを明かした。

 「胸椎の動きとか股関節の動きが固くて、その辺を動かすトレーニングであったりというのを、教えてもらった。投げる感じでは良くなってきている」

 自宅で見返したオープン戦の映像。特に目に留めたのが3月15日のオリックス戦だった。8四死球を与えた5回4失点の内容から反省材料が見つかった。すぐ帝京大時代のトレーナーに相談し、制球修正のため胸椎や股関節を柔らかくする自重トレーニングを部屋で実践した。自主練習後に再開したブルペンでの投球練習で効果を実感。「オープン戦の時より良くなっている」と手応えを深めた。

 家族とも有意義な時間を過ごし、18年オフに結婚した夫人とはテレビゲームを楽しんだ。「任天堂スイッチでスーパーマリオブラザーズをほぼ全部クリアしました。2人でできるゲームなので。もちろん僕のほうがうまいです」と胸を張り、いま話題の人気漫画「鬼滅の刃」を読むなど我慢の日々にストレスをためなかった。

 3勤1休の自主練習では“1クール”につき2回の頻度でブルペン入り。「開幕がいつか分からないので、(今後も)今と同じペースでフォームの確認からと思って一からやっています」。昨季は自己最多9勝(9敗)。さらなる成長を目指して時間は無駄にしない。開幕した暁には一皮むけた青柳になっていることを期待したい。(長谷川 凡記)

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2020年4月26日のニュース