阪神・陽川 無観客でも“ゴリラポーズ”継続宣言!開幕へ準備万端 フリーでサク越え6発

[ 2020年4月26日 05:30 ]

甲子園での自主練習で気持ち良さそうに快音を響かせる陽川(球団提供)
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 阪神の陽川尚将内野手(28)が25日、球場に駆けつけられない虎党へ唯一無二の“ゴリラ弾”を届ける気概を示した。甲子園施設内で約2時間半の自主練習後にオンライン取材に対応。無観客開催の場合でも、おなじみの“ゴリラポーズ”の継続を宣言した。今春キャンプからの実戦ではチーム最多の4本塁打を誇り、開幕が待ち遠しい。

 無人のスタンドに描く放物線をイメージしながら、陽川は“開幕後”に思いをはせた。自分なりの表現方法でファンの心を揺さぶりたい――。一層、言葉に力を込めた。

 「開幕した時、どういう形で開幕するか分からないですけど、もし無観客であれば、テレビ越しで見てる人がいっぱいいると思うので、そういったパフォーマンスは続けていきたいなとは思います」

 一昨年から本塁打を放った際に、ベンチ前でチームメートと胸を叩く「ゴリラポーズ」が定着し、昨年は矢野監督とも“競演”した。現状では新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、6月以降に想定される開幕は無観客での実施が濃厚。仮にアーチをかけても聖地に歓声が響くことはないが、おなじみとなった“儀式”は継続し、球場に足を運べない虎党に喜びと興奮を届けるつもりだ。

 誰よりも球春到来を待ち望んでいた。キャンプ終盤から状態を上げ、今春実戦ではチーム最多の4本塁打。期待されてきた長打力を発揮し、7年目にして初の開幕1軍を手中に収めていただけに「良い形で打ててた部分は多かったので、(3月20日に)開幕して欲しかったっていう気持ちはある」と本音も漏らした。

 飛躍を「予感」のままで終わらせるわけにはいかない。約3週間の活動休止期間では「コースなりの自分のスイングだったりをイメージして」と素振りに時間を割き、映像では打率1割台に沈んだ昨年と今春を比較。打席に立てない状態でも、チェックポイントを体にすり込んだ。

 自主練習の屋外フリー打撃ではサク越え6本を記録し、左翼スタンド中段に運ぶ特大アーチも披露。開幕延期で生まれた時間を、いまは進化への猶予期間だとプラスに捉えた。

 「もうひとランクレベルアップできるような練習をして、モチベーション高く持って。確実性だったりとか、一発で仕留められるところは上げていきたい。開幕した時には、今持ってる力をしっかりファンに喜んでもらえるパフォーマンスができるようにやっていきたいと思う」。聖地のスタンド、虎の心めがけて白球を運ぶ。(遠藤 礼)

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