【楽天】辰己、今季も走りまくる!OP戦盗塁王 チームの課題解消へGO!

[ 2020年4月4日 07:00 ]

データは勝利の鍵になる ATA+プロ野球2020展望

楽天・辰己
Photo By スポニチ

 昨季の楽天は、日本ハムと並ぶリーグ最少タイの48盗塁。チームでは05年の41盗塁、17年の42盗塁に次ぎ、3度目となる50未満に終わった。機動力アップは3位からの躍進に不可欠となりそうだが、三木新監督の采配には、課題解消への強い意気込みが見て取れた。

 オープン戦の盗塁数は13。チーム別ではソフトバンクの17、阪神の14に次ぎ、ヤクルトと並ぶ3位だ。試合ごとの盗塁数を見ると、オープン戦開幕から5戦目まではわずか2盗塁で、盗塁失敗が3。手探りの印象を受け、チームもその間1勝4敗だった。ところが、6戦目以降の9試合では11盗塁と走りまくり、盗塁失敗は4。チームも1分けを挟み8連勝と、機動力に呼応するようにチームは上昇気流に乗った。

 個人別では辰己が6盗塁を決め、オープン戦の盗塁王になった。昨季公式戦でも新人ながらチーム最多の13盗塁(盗塁失敗は3)を記録し、盗塁成功率も.813と高かったが、今オープン戦では失敗ゼロ。さらに精度を上げており、シーズンでも楽しみだ。他にも、ドラフト1位ルーキーの小深田が3盗塁、3年目の山崎幹が2盗塁と、俊足自慢がアピール。機動力で攻撃の幅が広がりそうな新生・楽天の戦いぶりに注目したい。

 ≪定位置獲得へ打力向上必須≫辰己はプロ2年目ながら、圧倒的な身体能力に裏打ちされた脚力と守備力は球界でもトップクラス。「1番・中堅」の定位置を獲得するために、キャンプでは昨季打率.229に終わった打力の向上に取り組んできた。7年ぶりのリーグ優勝を目指す上で機動力の改善は大きな課題と言える。ヤクルトのコーチ時代に山田哲に走塁技術を叩き込んだ三木新監督は、緻密さを追求する「考える野球」をチームの方針に掲げており、辰己のスピードは不可欠だ。 (楽天担当・重光 晋太郎) 

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年4月4日のニュース