中日 7日まで活動を休止 与田監督「心の整理が必要」

[ 2020年4月4日 14:26 ]

<中日練習>報道陣と距離を取り、練習の準備だけされたグラウンドを背に報道陣に対応する与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は4日、プロ野球の開幕再延期を受けて、7日まで活動を休止することを決定した。

 この日、ナゴヤドームで与田監督が選手らに通達。「開幕が早くても約2カ月後。時間がかなり空いてしまった。集中力の継続が難しい。様々なことを考え、一旦、休止しようと。そこから仕切り直します」と明かした。

 チームは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1日から全体練習を取りやめ、選手を4つの班に分け、時間差を設けた時差練習を実施してきた。

 8日以降は1、2軍ともナゴヤ球場で、これまで同様に選手ごとに時間をずらした分散型の自主練習を行う予定。活動休止を7日までとしたことに指揮官は「7日まで休止して選手の心の整理が必要。だが、休みすぎると体がなまるので大けがのリスクもある。それを考えて7日にした」と説明した。

 活動休止期間中は選手もナゴヤドーム、ナゴヤ球場への立ち入りを原則、禁止とする方針。自宅などで体を動かすしかない状況となるが、選手会長の京田は「一番は体調面を気にしてコロナウイルスにかからないよう、体のケア、気持ちの面も考えていきたい」と話した。

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