【阪神】大山、昨季個人別最多20失策から軌道修正 OP戦で猛アピール

[ 2020年4月4日 07:00 ]

データは勝利の鍵になる ATA+プロ野球2020展望

阪神・大山
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 阪神の昨季の防御率は両リーグトップの3.46。自責点は496で、12球団唯一の500未満と投手は踏ん張った。一方、失策はヤクルトの97を上回る両リーグ最多の102。拙守が響き、失点は566(両リーグ3位)と、自責点より70も多かった。失策をポジション別に分けると、遊撃が31で最も多く、これに次ぐのが三塁の22。遊撃では新人だった木浪が15失策、三塁では大山が20失策を記録したが、大山は両リーグを通じた昨季の個人別最多失策。木浪は村上(ヤ)、外崎(西)に並ぶワースト2位と、不名誉なワンツー記録になってしまった。

 三遊間を中心としたディフェンス強化は重点課題のひとつになるが、今春オープン戦でも11失策で巨人、広島の13に次ぐ多さ。ただし、前記2人には成長の跡が見られた。木浪はオープン戦で遊撃を70イニング守り1失策、大山も三塁を46イニング守って1失策(一塁は18イニングで無失策)で乗り切った。さらに、大山は打率.378でオープン戦首位打者に輝き、本塁打もオースティン(D)、中島(巨)の4本に次ぐ3位タイの3本と絶好調。三塁定着へ猛アピールしたが、ライバルのマルテもオープン戦で打率.263、2本塁打、無失策と黙ってはいない。矢野監督のうれしい悩みは開幕まで続きそうだが、どんな起用を決断するか。

 ≪三塁定着し“印象残る”一打を≫昨年108試合で4番を務めた大山はマルテと三塁の定位置を争う立場だ。とはいえ、オープン戦の成績は上回っており、外国人枠の関係を考えれば三塁のレギュラーに収まるだろう。昨季は本塁打、打点、勝利打点でチームトップ、得点圏打率.318はリーグ9位。それでも「印象に残る打席が少ないんです」と自己分析している。誰もが“打ってほしい”場面で打つ――。その域に達すれば、打線もチームも乗っていけるのではないか。 (阪神担当・巻木 周平)

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