阪神・小幡 新型コロナ陰性!クラスター危機ひとまず回避も…寮生の自室待機続く

[ 2020年4月4日 05:30 ]

阪神・小幡竜平内野手
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 阪神は3日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を2日に受けた小幡竜平内野手(19)の検査結果が「陰性」だったことを発表した。

 最悪の事態は免れた。この日の夕方、西宮保健所から球団に小幡のPCR検査の結果が「陰性」だったとの連絡が入った。現在は平熱に戻っており、倦怠(けんたい)感など他の症状も収まった様子。今後は選手寮『虎風荘』での自室隔離を継続し、同保健所の指示に基づいた経過観察や体調報告を続けていく方針だ。

 小幡は1日に37度2分の発熱があり、2日朝は37度7分まで上がり倦怠感も訴えた。せきや味覚、嗅覚の異常はなかったが、3月26日に感染が確認された長坂と同24日から2日続けて寮内の食堂で食事をともにしたことから保健所に濃厚接触者に指定されていたため、内科の診断などを経ず検査に至った。結果の判明は当初、4日と見られていたが、この日に陰性であることが分かった。

 先に感染が確認された藤浪、長坂、伊藤隼が参加していた3月14日の食事会に小幡は参加していなかったため、仮に陽性反応が出ていれば、さらなる感染拡大の恐れが生じていた。3選手の感染が判明した26日まで、寮内では多くの若手選手が食堂、風呂場などの共有スペースを使用していただけに、クラスター化するリスクまで懸念された。

 現状、考えられる最悪の事態を避けられたことで9日に活動再開できる可能性は残った。小幡の検査結果判明前に都内で取材に応じていた谷本球団本部長は、新たな体調不良者について「何もなかったですね」と追加の報告はないことを発表していた。寮生は自部屋での食事に切り替えるなど『寮内感染』の対策を継続中。寮生以外の選手には、不要不急の外出を控え、自宅待機を命じている。

 予断を許さない状況に変わりはない。世界中で猛威を振るう未知のウイルスが敵である以上、楽観視はできない。想定されるリスクを整理し、できる限りの対策を徹底し、“出口”を模索していくことになる。ただ、わずかに見え始めていた光が消えなかったことは、紛れもない事実だ。(巻木 周平)

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