高校野球春季九州大会 史上初の中止 新型コロナ感染拡大防止のため

[ 2020年4月4日 16:22 ]

取材に応じる九州地区高等学校野球連盟の野口理事長
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 九州地区高等学校野球連盟は4日、福岡市内で臨時の理事会を開き5月16日から大分県で開幕予定だった「第146回九州地区高等学校野球大会」の中止を全会一致で決定した。大会中止は史上初。主な理由は以下の3点。

 (1)新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあり、スポーツ庁や文科省などのガイドラインに照らし合わせた結果、大会の実施、特に飛行機や長距離のバス移動、宿舎での集団生活などに十分な安全が担保できないため。

 (2)そのため仮に無観客試合で開催しても、選手、関係者の健康、安全の担保に不安が大きく、万が一感染した場合、選手・関係者の健康被害はもとより、家族、学校などに与えるリスクが大きすぎるため。

 (3)休業が大型連休などまで延長された県もあり、九州大会までに県大会を開催することが不可能になったこと。ほかの県でも部活動や対外試合の実施に関して不透明な部分が多く、すべての県が代表を出すことが事実上、不可能になったため。

 九州地区高等学校野球連盟の野口敦弘理事長は「我々、大人が何もしてやれなかったのは、非常に無力感を感じている。コロナウイルスの前に全くの無力だ」と肩を落とした。

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