エンゼルス・大谷、新型コロナ影響で拠点未定 5月中旬の投手復帰に向け動向注目

[ 2020年3月16日 02:30 ]

球団施設から引き揚げるエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 大リーグは新型コロナウイルスの感染拡大によるキャンプの中断から一夜明けた14日(日本時間15日)、各球団が対応に追われた。選手にキャンプ地残留、帰宅、本拠地での調整と3つの選択肢が与えられる中、ツインズがフロリダ州フォートマイヤーズでのキャンプ打ち切りを決定。ヤンキースは選手会がキャンプ地での練習継続を決めた。日本選手も球団の方針を踏まえ調整を進める。また、ニューヨーク州クーパーズタウンにある米国野球殿堂博物館が15日(同16日)から無期限で休館とすると発表した。

 エンゼルス・大谷は水原一平通訳の運転でキャンプ地を訪れ、45分ほど滞在した。今後の調整などは選手に選択権が与えられている中、プホルス、レンドンらも訪れ、若手有望株の外野手アデルはバットなど大きな荷物を抱えて球場を後にした。球団広報によると、現時点で大谷の拠点は決まっておらず、5月中旬の投手復帰に向け、動向に注目が集まる。(テンピ・柳原 直之)

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2020年3月16日のニュース