元ロッテ・島氏、元広島・岡林氏が国学院大合格 セカンドキャリア特別選考で

[ 2020年3月16日 19:47 ]

ロッテ時代の島孝明さん(2017年撮影)
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 国学院大学は16日、同校の「セカンドキャリア特別選考」によって元ロッテ投手の島孝明さん(21)と元広島投手の岡林飛翔さん(20)が合格したと発表した。

 2人は4月から人間開発学部健康体育学科に所属し、教職課程の履修も含めた学生生活をスタートさせる。

 セカンドキャリア特別選考入試に関する協定は、17年11月に国学院大と一般社団法人日本プロ野球選手会が、引退後のプロ野球選手の支援を目的に締結。前年に続いて2年連続でプロ野球OBが合格しており、入学金(24万円)、年間学費(1年間106万円)が奨学金として給付される。

 島さんは東海大市原望洋から16年ドラフト3位でロッテに入団。1軍登板はなく、19年限りで退団した。「純粋に自分にはまだやりたいことがたくさんありました。自分の人生はまだ前半であり、20年、30年先の自分が、いい人生を送って来れたと誇れるような生き方をするには、野球から学んだことだけではなく、大学での学びが必要だと考え、進学を選択しました」とコメント。

 岡林さんは菰野から17年育成ドラフト1位で広島に入団。1軍登板はなく、19年限りで退団。「将来は、野球の指導に携わりたいと思っています。しかし、指導する立場にも学ぶべきことがあります。何も勉強せずに指導をしても相手に伝わらなかったり、その人に合った指導が出来ません。そのため、体の仕組みや使い方などしっかり学んだ後に、野球の指導に携わることができればと思い大学進学を選択しました」とコメントした。

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