伊東勤氏 ドジャース・大谷 抜群の安定感 あるぞ投手タイトル総なめ

[ 2026年5月15日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―0ジャイアンツ ( 2026年5月13日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>6回、ディバースを空振り三振に仕留め吠える大谷(撮影・会津 智海)
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 【伊東勤 視点】大谷が勝負どころを抑え試合を完全に支配した。初回2死一、三塁ではエルドリッジに出力を上げて100・6マイル(約161・9キロ)直球からスイーパーで空振り三振。味方が2点を取ってくれた直後の4回は3者連続奪三振。初回に直球を中前打されたディバースを2球で追い込み、スイーパーで空振り三振。エルドリッジを2打席連続三振に斬り、アダメスは内角にズバッと見逃し三振だった。

 アダメスは4球連続スイーパーで空振り三振を取った2回の打席から一転して4球全球直球。最初の打席であれだけスイーパーを見せられたら内角の直球には対応できない。2点追加後の5回も2三振含む3者凡退。自分たちに来た試合の流れを圧倒的な投球で相手に渡さない。大谷自身で試合をコントロールして勝ちにつなげた。

 6回のディバースの3打席目。初球スイーパーで簡単にストライクを取ると、2球目は内角ぎりぎりの直球で見逃し。3球目は高めを振らせて三振に斬った。ディバースには直球とスイーパーしか使っていない。この2球種を一定の高さ、同じ軌道で操っていた。

 昨年までは「困った時のスイーパー」という感じだったが、今年は力ある直球とのコンビネーションでねじ伏せている。投手としてのタイトルを総なめできるのでは、と思わせてくれる投球だった。(スポニチ本紙評論家)

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