巨人・坂本 延長12回に逆転サヨナラ通算300号!「一生忘れない、まだまだやれるんだ」

[ 2026年5月14日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―2広島 ( 2026年5月13日    福井 )

<巨・広>12回、サヨナラ3ランを放った坂本(6)はナインに迎えられる(撮影・椎名 航)
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 巨人・坂本勇人内野手(37)が13日の広島戦(福井)で逆転サヨナラ3ランを放った。1点を追う延長12回に左翼席へ運び、自身7本目のサヨナラ弾で通算300号本塁打を達成。前日の岐阜に続いて地方球場で2試合連続のサヨナラ勝ちを収めたチームは、3連勝で貯金2とした。

 左翼スタンドへ消える白球を見届けると、右手で握っていたバットを放り投げ、大きく吠えた。1―2の延長12回1死一、二塁、坂本は遠藤の134キロ初球チェンジアップを振り抜いた。後輩たちからのウオーターシャワーを浴びると、主役の輝きがさらに増した。

 「もう300号出ないんじゃないかと考えた時もありましたけど、まだこうやってファンの皆さんの期待に応えられるんだなっていうのは自分でも今日思えたので、本当にいい思い出になりました」

 率直な思いだった。試合前まで打率・156。代打での起用が主だが「基本的にね、やることは変わらない」と準備だけは決して怠らなかった。

 後輩たちにもその存在感を背中で示した。昨オフは石塚らと自主トレを行った。同じ高卒ドラ1として「バックスクリーンへのホームランが一番理想。そこに運べるぐらい強く振れ」と教えを叩き込んだ。春季キャンプでは練習の2時間以上前からウエートトレーニングに励むことも多かった。顔が真っ赤になるまで汗を流してから全体練習を行うなど、並々ならぬ思いで今季に備えてきた。

 4月11日ヤクルト戦以来の今季2号は、内角球を捉えた坂本の技術が詰まった一発。現役時代は自主トレを共にした阿部監督は「おめでとう」とがっちり握手した。

 チームは福井では85年から6連勝を飾り、坂本は「一生忘れないと思いますし、今日の一本でまだまだやれるんだっていうのは思っている」。今季最長4時間43分の激闘の先に、背番号6の完全復活が待っていた。(村井 樹)

 ≪最多出場数での300本塁打達成≫坂本(巨)が13日広島戦で通算300本塁打を達成。プロ野球48人目。巨人では王貞治の868本塁打を筆頭に7人目。37歳4カ月での到達は12年高橋由伸(巨)に並ぶ歴代6位の年長記録で、通算2293試合目は16年新井貴浩(広)の2179試合を抜く最多出場数での達成になった。

 ≪歴代6位タイ7本目サヨナラ本塁打≫坂本(巨)のサヨナラ安打は昨年9月13日の阪神戦(単打)以来通算13本目(歴代7位タイ)。うち、サヨナラ本塁打は23年6月16日楽天戦以来7本目(歴代6位タイ)だ。なお、東京D以外でのサヨナラ安打はプロ20年目で初めて。

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