“村上様のおかげ”ホワイトソックスが借金完済 「Murakami―Sama」シャツで一丸

[ 2026年5月15日 01:30 ]

ア・リーグ   ホワイトソックス6―5ロイヤルズ ( 2026年5月13日    シカゴ )

ロイヤルズ戦第1打席で中前打を放つホワイトソックス・村上(ロイター)

 昨季まで3季連続で100敗以上と低迷が長引くホワイトソックスが4連勝を飾り、今季42試合目にして初めて借金を完済した。5月以降に勝率5割は22年以来4年ぶり。ロイヤルズに6―5で競り勝ち、勝率5割でワイルドカード争いで2位に浮上。ウィル・ベナブル監督も「結束力があり、チームのタレント層もどんどん厚くなってきている」と手応えを隠さなかった。

 躍進するチームの中心的存在が、ヤンキースの主砲ジャッジに1本差に迫るア・リーグ2位の15本塁打を誇る村上だ。この日は4打数1安打1四球。凡退の3打席はいずれも外野深くまで運んでいた。7試合ぶりに三振がなく、次戦へ期待を抱かせる好内容だった。

 獲得に尽力したクリス・ゲッツGM自身は「開幕直後からすぐ結果を出せるとは思っていなかった。もっと長い調整期間が必要だと考えていた」と素直に認める。実際リーグワーストタイの63三振を喫しているが、懸念されていた150キロ台後半の速球には見事に対応。獲得を見送った他球団のGMからも連絡が届き、「みんな“おめでとう”と言ってくれる。同時に“逃した”と感じているみたいだ」と笑った。

 村上自身がチームになじんだことも大きい。試合前には一部のベテランが「Murakami―Sama(村神様)」シャツを着用して練習し、「クラブハウスにもうまく溶け込み、選手たちみんなに好かれている」と同GM。本拠地では村上グッズの売り上げも絶好調だ。今季最大のサプライズとなっている大躍進。間違いなく“村上効果”だ。(杉浦大介通信員)

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