ソフトB・千賀 則本と金トレ計画!五輪出場目指し「お互いに意見交換して成長できるように」

[ 2019年11月24日 05:30 ]

野球教室で子どもたちに指導する千賀
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 ソフトバンク・千賀滉大投手(26)が23日、年内に楽天・則本昂大投手(28)と隠密トレーニングを行うプランを明かした。両投手はプレミア12で世界一になった侍ジャパンの常連組だが、今大会はともに不参加だった。来年の東京五輪でのメンバー入りに向け、強力タッグで巻き返しを誓った。

 目線は、早くも来年へ向いていた。千賀は改めて東京五輪出場への意欲を口にした。

 「やっぱり五輪の舞台でできるように。来年の春のキャンプ、オープン戦、シーズンで結果を出して、必要と言ってもらえる選手になりたい」

 先日のプレミア12では侍ジャパンが世界一を達成。自身はコンディション不良のために代表を辞退したが、試合はテレビなどでチェックしていた。ソフトバンクのチームメートが6人出場していただけに「シャンパンファイトはしたことがないので、いいなと思って見ていた」と刺激をもらった。

 今季は自己最多タイの13勝を挙げ、4年連続となる2桁勝利をマーク。それでも、慢心はない。21日に打ち上げた宮崎秋季キャンプではトレーニングに没頭し「自分のイメージ通りにできた」と3週間、体を追い込んだ。さらに、12月には楽天・則本昂とトレーニングをすることを明かし「シーズン中からそういう話をしていた。お互いに意見交換して成長できるように」と話した。場所、期間については「秘密です」と2人だけでトレーニングする。則本昂も手術明けとあってプレミア12には出場しなかったが、両投手は来年の東京五輪では柱としての期待が懸かる。切磋琢磨しながら、来季へのスタートを切る構えだ。

 千賀はこの日、鹿児島市の鴨池市民球場で行われた野球教室「ベースボールキッズ2019」に参加。集まった265人の小学生を指導し「楽しく時間を過ごすことができました」と充実した表情を見せた。きょう24日には福岡市内で開催される日本一祝賀パレードに参加。しばしの充電を経て、新たな戦いへ向けて動きだす。

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2019年11月24日のニュース