拓大・内田監督退任 後任は馬淵コーチ昇格へ「根がなくなった」

[ 2019年11月24日 16:21 ]

記者団の取材に応じる拓大の内田監督
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 東都大学野球リーグ・拓大の内田俊雄監督(72)が今年限りで退任することを24日、明らかにした。リーグ表彰式に出席した内田監督は「自分の中では今年初めに(退任を)決めていた。根(こん)がなくなって、選手に付き合ってやることができない。選手に迷惑をかけてしまう」と理由を述べた。

 後任については「馬淵コーチが来年春からは(監督の背番号である)50番をつけて出ることになると思います」とし、明徳義塾・馬淵史郎監督の長男で同大コーチの馬淵烈氏(30)の昇格も明らかにした。内田監督は「来年3月まではお手伝いさせてもらう」とし、チームをサポートした後、退く方針だという。

 内田監督は広島商―亜大―三協精機を経て78年、亜大監督に就任。1部リーグで13度優勝、春秋5度の全国制覇を果たし、阿波野秀幸(現中日投手コーチ)高津臣吾(現ヤクルト監督)、井端弘和ら多くの教え子をプロに輩出した。03年限りで退き、06年から拓大を指揮。当時3部だった同校を2部に復帰させた。今秋は2部リーグで優勝し、1部との入れ替え戦に臨んだが連敗。1部復帰は果たせなかった。

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