阪神 原口、大腸がんは「ステージ3b」だったと公表 「少しでも力になれるように…と思い発表しました」

[ 2019年11月24日 12:13 ]

阪神・原口
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 阪神・原口文仁捕手(27)が24日、西宮市内の球団事務所で、患っていた大腸がんが「ステージ3b」だったことを明かした。このタイミングでの発表について「いつが良いかずっと考えていました」といい、「そんな状況からでも元気にやれる…、仕事復帰ができる…、スポーツができる…、そういうところを伝えて、少しでも力になれたらと思いました」と決断した理由を明かした。

 「ステージ3b」と知ったのは1月26日の手術からしばらくたった後だった。切除に成功した後だったことと、「病院の先生が勇気付けてくれた」という後押しのおかげで精神的な負担は少なく、復帰に向けて歩み出すことができた。

 大腸がんだったことを公表したのは1月24日。6月に1軍に昇格すると、打率・276、1本塁打、11打点の成績を残した。現在は来季に向けてトレーニングを積んでいる状況で、来春キャンプにも参加する予定。「こういう発表となると、いろんな方に心配していただけますが、僕は元気でケロっとしていますので、明るい材料として伝えてください」と笑顔で話した。

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2019年11月24日のニュース