ナショナルズ連勝 36歳スズキがV弾「Wシリーズでプレーするまで13シーズンもかかった」

[ 2019年10月25日 02:30 ]

ワールドシリーズ第2戦   ナショナルズ12―3アストロズ ( 2019年10月23日    ヒューストン )

<アストロズ・ナショナルズ>7回、勝ち越しソロを放つナショナルズ・スズキ(AP)
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 ナショナルズが敵地で連勝スタートした。23日(日本時間24日)、2―2で迎えた7回にハワイ出身で日系3世のカート・スズキ捕手(36)が勝ち越しのソロ本塁打。ジャスティン・バーランダー投手(36)を攻略し、この回一挙6得点の猛攻につなげた。捕手としてはシリーズ史上3番目の高齢アーチ。これでポストシーズン8連勝とした。

 前夜はチーム最年少20歳のソト、この日は野手最年長の36歳スズキが輝いた。7回無死。バーランダーの外角高め94マイル(約151キロ)を左中間へ運び、勝ち越しソロとした。

 「最後にあんないい当たりをしたのが、いつか思い出せない。数カ月前じゃないかな」

 36歳19日での本塁打はデービッド・ロス(16年カブス=39歳)、ビル・ディッキー(43年ヤンキース=36歳127日)に次ぐ捕手の年長弾だ。今季はレギュラーシーズンで17本塁打を放ったが、今ポストシーズンは前日まで23打数1安打。伏兵の一発は、ハワイ出身者によるシリーズ史上初本塁打にもなった。

 リードではストラスバーグの好投を演出。初回には三盗を試みたアルテューベを冷静に刺し「ア軍が三盗を好きなのも分かっていた」と話した。

 アスレチックス時代は11年に松井秀喜と同僚。4球団を渡り歩いたが、自身初出場の頂上決戦に心躍らせる。「ワールドシリーズでプレーするまで13シーズンもかかった。報道陣がいっぱいいるし、気持ちも入る」と、さらなる奮闘を誓った。

 ◆カート・スズキ 1983年10月4日生まれ、米ハワイ州出身の36歳。カリフォルニア州立大フラートン校から04年ドラフト2巡目指名(全体67番目)でアスレチックス入り。07年6月にメジャーデビューした。12年以降にナショナルズ、ア軍、ツインズ、ブレーブスと渡り歩き、今季ナ軍復帰。13年通算で1479試合に出場し打率.259、131本塁打、682打点。1メートル80、95キロ。右投げ右打ち。

 ○…ワールドシリーズで初戦から2連勝を飾ったチームのV率は80%(過去55回中、44チームがV)。2連勝からV逸したチームは、第3戦から4連敗を喫した96年のブレーブス(対ヤンキース)までさかのぼる

 

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