西武 潮崎GDが「惚れた」ドラフト7位上間、8位岸に指名あいさつ

[ 2019年10月25日 15:10 ]

西武・辻発彦監督からの色紙とドラフトのIDを手に笑顔の(左から)8位・岸潤一郎、7位・上間永遠
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 西武は25日、ドラフト7位で指名した上間永遠投手(18)、8位で指名した岸潤一郎外野手(22=ともに四国アイランドリーグplus徳島)に徳島市内で指名あいさつを行った。

 最速148キロ右腕の上間は徳島入団後わずか1年足らずでの指名。岸は明徳義塾高時代に4度甲子園に出場し、エースだった3年夏(14年)には現巨人の岡本和真率いる智弁学園を倒した経歴を持つ。拓大を中退したが、徳島では野手として昨年に盗塁王のタイトルを獲得するなど、類いまれな野球センスで力を磨き指名を勝ち取った。

 上間は「西武ライオンズを代表するような投手になりたい。1日でも早く1軍に上がって日本一に貢献できるように頑張りたい」と抱負。支配下選手で12球団最後の指名となった岸は「アイランドリーグから続けて呼ばれるのはないと思っていたので油断していた」とドラフト当日を振り返り、笑いを誘ってから「内野も外野も守れるので、便利に使っていただけたら。盗塁はもちろん、走塁の積極性でもアピールしていきたい」とアピールポイントのユーティリティーさを強調していた。

 下位指名ながら、潮崎哲也編成グループディレクター(50)が「レベルの高さに惚れた。7月頭ぐらいには獲得したいということで決めていた」と話すように評価は高い。「即戦力として獲得したが、ゆっくり調整して将来的には西武を背負って立つ選手になってほしい」と期待を寄せていた。

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