巨人・山口、小林と「日本一のバッテリー」に いざCS初戦「1イニングでも多く」

[ 2019年10月9日 05:30 ]

汗を飛ばしてキャッチボールする山口(撮影・木村 揚輔)
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 スポーツニッポン新聞社が制定する「2019年度プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・一般社団法人電池工業会、協賛・イエローハット、東日印刷)の選考委員会が8日、都内で開かれ、セ・リーグは巨人の山口俊投手(32)―小林誠司捕手(30)、パ・リーグは西武の増田達至投手(31)―森友哉捕手(24)に決定。山口と増田は初受賞、小林と森は2度目の受賞となった。4選手には賞金100万円が贈られる。

 最多勝、最多奪三振、勝率1位の投手部門3冠を獲得した山口に輝かしい勲章が加わった。登板全26試合で小林と組み、自身初となる最優秀バッテリー賞を受賞した。

 「1年間、(小林)誠司とバッテリーを組んできてこの賞を受賞できたことはうれしい。チームの目標である“日本一”を奪還できるようにCS、日本シリーズと2人で力を合わせて頑張っていきます」

 9日のCSファイナルS初戦での先発に向け「常に完投を目標にしているので、1イニングでも多く投げられるように頑張ります」と意欲。自身初のCS完投勝利を目指す。

 昨季はリーグ2位の6完投。14年(3)、16年(5)はリーグ最多タイの完投数を記録したスタミナを誇る。今年はレギュラーシーズンで完投勝利はなかったが、チームを勢いづけるためにも「良い形で初戦を取れるように」と、大舞台で長い回を一人で投げ切る覚悟をにじませた。

 今季チームの先発投手陣で規定投球回に到達したのは山口だけだった。期待は大きく、初戦だけブルペン陣は通常より1人減らし、7人となる予定。その分、野手17人で攻撃に厚みを持たせることができる。原監督は「1年間通して彼中心でペナントレースを戦ってくれた。先陣を切るという点においてはこの上ない投手」と、全幅の信頼で送り出す。

 公私で慕う阿部が今季限りで引退した。早上がりだった9月23日のヤクルト戦。試合後にクラブハウスで引退報告が行われたが、自身はその場にいなかったため電話で連絡をもらった。驚き、返せる言葉は「お疲れさまでした」しかなかった。「チーム全員、何とか阿部さんに良い形で花を添えられるようにやっていこうという気持ちは強い」。小林とのコンビでフル回転し「日本一のバッテリー」として日本シリーズ制覇の花道をつくる。

 ファーストSはテレビ観戦してチェック。勢いのある猛虎打線に「1試合に懸ける気持ち、勢いを感じた。僕自身の力で止められるように」と臨む。 (岡村 幸治)

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