西武 山川V打で首位1差並走 2冠王宣言“撤回”中村に打点抜かれたけど…「当然うれしい」

[ 2019年9月9日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3-2楽天 ( 2019年9月8日    楽天生命パーク )

スタンドにバンザイする山川とライナ(撮影・長久保 豊)
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 「第2の4番」が勝負を決めた。2―2の8回2死一、二塁で7番・山川が森原のスライダーをすくい上げ、左中間へ適時二塁打。「来た球をコンパクトに打った」。二塁から森が生還。一塁から中村も本塁へ激走。送球間に三塁まで到達した巨漢は大きく手を広げた。

 リクエストの結果、アウトの判定は覆らなかったが、これが決勝打。一発にこだわる男が「勝つことが、この時期は一番。勝利につながる打点、安打でうれしかった」とバットの先で拾った一打を喜んだ。

 昨季は124打点で同僚だった浅村(現楽天)に3点及ばず打点王を逃した。「打点王が獲れなくて悔しかった」。今季は開幕前から本塁打&打点の2冠王を宣言。ところが、今は気持ちが変わった。

 8月11日から4番を外れた。代わりの4番に座った中村に打点を抜かれ、6点差のリーグ2位に後退。「負けたくない思いはあるけど…。中村さんが打ったら当然うれしい。チームが1、2位の争いをしているので、そこじゃない」。タイトルよりも、今はリーグ連覇だけを見据える。

 接戦を制し6連続の同一カード勝ち越しだが、首位・ソフトバンクとは1ゲーム差のまま。6戦連続で勝ち負けが同じという珍現象にも、指揮官は「ついていきますよ、離れないように」とニヤリ。11日からは宿敵との直接対決が待ち受けるが「2位だからね。気負うことなく、みんな、ベンチで明るく元気にやってくれれば」。今季初の首位奪取へ自信ありげだった。(武本 万里絵)

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