巨人・ゲレーロ 来日3年目、通算1059打席目での初バントに東京ドームざわつく その結果は…

[ 2019年8月17日 16:20 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2019年8月17日    東京D )

<巨・神>6回無死一、二塁、犠打を決めるゲレーロ(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人のアレックス・ゲレーロ外野手(32)が阪神戦(東京D)の6回に来日3年目にして初となる送りバントを敢行。見事に成功させた。

 初回に坂本勇の左越え32号ソロで先制した巨人だが、その後はドラフト1位ルーキー高橋と阪神・西の好投でこう着状態。

 そして1―0のまま迎えた6回だった。先頭の4番・岡本、続く5番・阿部がともに中前打を放つ連打で無死一、二塁。ここで打席に入った6番・ゲレーロがバントの構えを見せると、東京ドームはざわめきに包まれた。だが、ゲレーロはそんな空気もどこ吹く風で、初球のチェンジアップを難なく捕手前に転がして送りバント成功。今月だけで5本塁打、13打点を挙げているゲレーロの来日3年目、通算1059打席目での初バントだった。

 ゲレーロは「バントは初めてだね!!チームの指示だからね!チームが勝つ為に、いいバントが決めれて良かった」とコメント。

 この犠打で1死二、三塁とした巨人は続く7番・大城が四球を選んで1死満塁。だが、8番・若林が捕邪飛に倒れると、6回2安打無失点と好投を続けていた先発投手の9番・高橋の代打に出た石川も三ゴロ。ゲレーロに送りバントを命じる原監督の執念采配も、無得点に終わった。

続きを表示

2019年8月17日のニュース