阪神、育成1位・片山を支配下に 2軍で51試合出場「結果で恩返ししたい」

[ 2019年7月31日 05:30 ]

支配下選手契約を締結し、背番号95を披露する片山    (撮影・成瀬 徹) 
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 阪神は30日、育成ドラフト1位の片山雄哉捕手(25)と支配下選手契約を締結したと発表した。年俸420万円(推定)で背番号は95。今季はウエスタン・リーグで51試合に出場し打率・216、4本塁打、11打点。先発マスクも22試合被っている。

 片山はこの日、オセアンBSでのウエスタン・リーグ、オリックス戦後に鳴尾浜の選手寮「虎風荘」で会見。この日の朝に「吉報」が届いたことを明かし「理解するまでに時間がかかりました。1軍に上がることができるチャンスをいただいた。結果で恩返ししたい」と意気込みを口にした。

 背番号は入団当初から「憧れ」と話す原口の「94」と1つ違いだ。「まだまだ足元にも及ばない、とてつもない差がありますけど。たまたまかもしれませんが、番号が隣り合わせ。縁ではないですけど、そういう思いはあります」。育成契約からチームに欠かせない存在となった先輩と、同じ道を歩むことをイメージする。

 31日の補強期間終了を前に支配下登録が69人となり、谷本修球団本部長は「今季はこれで戦うという意思表示」と戦力補強打ち止めを宣言。4位からの逆襲を狙う。 (巻木 周平)

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2019年7月31日のニュース