巨人、最短18日にVマジック点灯!延長勝ちで後半戦快幕 2位に10・5差

[ 2019年7月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人7―4ヤクルト ( 2019年7月15日    長野 )

延長11回、選手交代を告げる原監督(撮影・森沢裕)
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 プロ野球は15日に後半戦がスタートし、セ・リーグは首位の巨人がヤクルトに7―4で競り勝った。延長11回に敵失で勝ち越し、亀井善行外野手(36)がダメ押しの8号2ランを放った。延長戦で白星を挙げるのは、17年9月以来2年ぶり。球宴を挟んで4連勝とし、今季最多の貯金18で2位とのゲーム差を今季最大の10・5に広げた。優勝マジックは最短で18日に「48」か「49」が点灯する。

 原監督にとって1番打者はチームの「フロントページ」。その亀井で「負の歴史」に終止符を打ち、ベンチの中で両手を上げた。

 「(相手に)ダメージがあったでしょう。見事でしたね。ホームランが凄く良かった」。開幕から1番に入った吉川尚が、4月に腰痛で離脱。一時は3位まで順位を落としたが、5月26日の広島戦から据えた「1番・亀井」の試合は21勝10敗で勝率・677を誇る。独走態勢の原動力だ。

 17年9月5日中日戦を最後に、延長では14戦連続で勝ち星がなかった。4―4で迎えた11回、先頭の代打・立岡が中前打で出塁。大城の犠打が五十嵐の一塁悪送球を誘って勝ち越した。その直後だ。亀井が右中間に8号2ラン。チームでは今季最長の4時間33分を戦い「遅くまでありがとうございました。夜道に気をつけて帰ってください」と、長野のファンを気遣った。

 「信州そば」のように強いコシがあり、歯ごたえのあるチームに近づく。679日ぶりの延長戦勝利を、3連勝中だった長野で決めた。前夜から選手宿舎の食堂には、長野名物の信州そばが用意されていた。原監督が送り込んだ7人のリリーフ陣は無失点で粘った。「プレッシャーがかかる場面でそれぞれが役割を全うした」と称えた。

 今年1月に行った国際武道大での講演。原監督は選手との信頼関係を学生から問われ、「試合の時に生まれるのではなく、普段の野球に取り組む姿勢」と言った。亀井には36歳となった今も心に留め置く言葉がある。上宮太子時代に、監督室に張ってあった「苦は楽の種、楽は苦の種」。楽をすれば後で苦労が、逆に苦労をしておけば後で楽しみがある。練習から一切手を抜かない姿勢こそ、信頼される要因だろう。

 5年ぶりのV奪回へ、後半戦開幕を白星で飾って4連勝。2位に今季最大の10・5ゲーム差をつけた。原監督はベンチ入りの25人中23人を使って勝ちきった。「粘った中で、しかもベンチ入りほとんどの力を要しながら取ったというのは、大きいと思います」と言った。 (神田 佑)

○…巨人が勝ち、2位のDeNAと阪神が敗れたため、早ければ18日にも巨人に優勝へのマジックナンバーが点灯する。条件は、巨人が16日と17日のヤクルト戦に連勝し、その間に阪神は中日に1敗以上、広島はDeNAに連敗。その上で、巨人移動日の18日にDeNAが中日に敗れると、M48か49が点灯するがどうか。

○…首位の巨人と2位のDeNA、阪神との差は今季最大の10.5ゲーム差に広がった。巨人が7月までに2位を10ゲーム以上引き離すのは、02年の7月31日(10.5差)以来2リーグ制以降9度目で、過去8シーズンは全て優勝している。

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