ドジャース・大谷 2敗目も規定到達 防御率0・97はMLBトップ!今季最速162・5キロも

[ 2026年5月7日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース1―2アストロズ ( 2026年5月5日    ヒューストン )

<アストロズ・ドジャース>7回2失点と好投の大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの大谷翔平投手(31)は5日(日本時間6日)、アストロズ戦に先発し、移籍後最長の7回を4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず2敗目を喫した。自身の打撃不振などで今季3度目の投手専念となったが、今季自己最速101マイル(約162・5キロ)を計測した直球や宝刀スイーパーで圧倒。再び規定投球回数に達し、防御率0・97はメジャートップに返り咲いた。

 ギアを上げた今の大谷を打つことはできない。0―2の5回2死一、三塁。通算258本塁打の強打者アルテューベに対し、4球目に今季自己最速100・9マイル(162・3キロ)、5球目にすぐそれを上回る101マイル(約162・5キロ)を計測し、ともにファウルを奪った。

 最後の6球目は外角のボールゾーンどころか、左打席の外側まで曲がるスイーパーで空振り三振。この1球の曲がり幅は同球種のメジャー平均13・9インチ(約35センチ)を大きく上回る17インチ(約43センチ)。米国の野球アナリスト、ロブ・フリードマン氏はSNSで「“アルテューベ2人分”くらい外れたボール球を空振りした」と表現した。

 2回にウォーカーに今季初被弾のソロ、3回にシューメークに再びソロを浴び「どっちも狙ったところと逆だった。それに尽きる。失投は失投。もう少しいいところに投げれば違った結果になった」。前回登板に続き2失点で敗戦投手となったが、内容は圧巻だった。軸となったスイーパーは球数、割合ともに今季最多35球(39%)で、最大曲がり幅は22インチ(約56センチ)。完封したエンゼルス時代の23年7月27日のタイガース戦以来、3年ぶりに7回を投げ、防御率0・97はただ一人0点台のメジャートップだ。

 ドジャース移籍後、通算20試合目での防御率2・04は、野茂英雄の2・08を超えて球団歴代3位。3、4月は投手で自身初の月間MVPを受賞し「代理人に言われて気付いたというか“ありがとう”という感じ。喜びすぎることなくやっていきたい」と慢心はない。

 今季3度目の投手専念で、打者では前日まで5試合連続無安打。自己ワーストの24打席無安打と不振で、投手業の影響を懸念する声には「投げているから打てていないのではなく、いい構えができていないから打てていない」。歯がゆい黒星にも一喜一憂せず、最善の策を探っていく。(奥田秀樹通信員)

 ≪史上初の快挙≫メジャーリーグのデータを発信する「コディファイ・ベースボール」によれば、大谷の昨季終盤からの「レギュラーシーズン9度連続の先発登板で50イニング以上を投げ、自責点4以下、2勝以下」は史上初となった。今季は6試合に先発し計37回で、2勝2敗、自責点4。昨季最後の先発3試合は計14回2/3で0勝0敗、自責点0だった。

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