大阪大会選手宣誓は“部員8人”西高校 島津主将「野球の楽しさ伝えたい」

[ 2019年6月21日 19:36 ]

<第101回全国高校野球選手権大阪大会>組み合わせ抽選会に訪れた各校代表者たち (撮影・後藤 大輝)
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 第101回全国高校野球選手権大阪大会(7月6日開幕)の抽選会が21日、大阪市内で行われ、1~3回戦までの組み合わせが決まった。174チームが参加。1~3回戦までは府内を南北に分け、同地区のチーム同士で対戦する。選手宣誓は西高校の島津柊兵(しまづ・しゅうへい)主将が務めることとなった。

 1番のクジを引き当てた瞬間、驚きを隠せなかった。「めちゃくちゃ動揺しました。でもめちゃくちゃうれしいと思っています」。昨年1月、部員が6人しかいない現状を憂い、監督に坊主頭の廃止を直談判した。「坊主じゃなかったら野球部に入ったかも、と言われたことがある。坊主が嫌で野球をやらない子がいる」。何とか部員を増やし、単独で夏の大会に出場したいという島津主将の熱い思いが実り、野球部員が必ずしも坊主頭である必要がなくなった。島津主将も坊主頭ではなく、爽やかな短髪。その効果もあってか、新入生も2人入部し、部員は8人になった。野球をするにはあと1人足りないが、サッカー部から助っ人を招集するという。

 部員集めに苦労してきたからこそ、宣誓では必ず言いたいことがある。「僕たちは人数が少ないので、そういう環境でも楽しく野球をやっていることを伝えたい。野球人口を増やしたいので、そんな宣誓ができたらなと思います」。通算187勝を挙げた元阪急・足立光宏氏を輩出した同校は、2022年4月に扇町総合、南との3校で統合されることが決まっている。野球人口減が叫ばれて久しいが、令和元年に大阪から野球の楽しさを目いっぱい叫ぶつもりだ。

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