大商大 2季ぶりV王手 今秋ドラフト候補の大西が好投、全員野球でリーグ戦負けなし7連勝

[ 2019年5月4日 15:42 ]

関西六大学野球春季リーグ戦 1回戦   大商大5―3神院大 ( 2019年5月4日    わかさ京都 )

初回を無失点で終え、小さくガッツポーズする大商大先発・大西
Photo By スポニチ

 堅実な試合運びでリードを守り切り、2季ぶり18回目の優勝に王手をかけた。初回1死満塁、5番・戸田航史内野手(3年=大商大高)の三塁線を破る2点二塁打で先制すると、その後も着実に加点。今秋ドラフト指名候補の先発・大西広樹投手(4年=大商大高)が7回2失点(自責0)と好投し、勝利への流れを整えた。優勝は今節の連勝が条件だけに富山陽一監督は「今日勝って、明日…という中、勝ちはしたが、人間だからプレッシャーもあったと思う」と振り返った。

 6―0で迎えた5回1死二、三塁、適時失策を記録した二塁・川中龍太郎内野手(3年=大阪桐蔭)に6回の打席で代打を送ると、8―3の8回1死二塁でも失策を受け、一塁の植本亮太内野手(1年=明石商)を交代。暴投直後に投手交代を行うなど、激しく動いた。「特に罰則ではなく、ベンチの25人全員が戦力。(出場選手が)機能しなかった場合、次の子が行くということだけ。だから“切り替えて”とか“ドンマイ”とかウチには必要ない」と監督は言う。就任以来のスタイルを貫き、白星をたぐり寄せた。

 昨春まで4季連続優勝。しかし昨秋は勝率で上回りながらも、京産大に優勝を譲った。大黒柱の大西は言う。「去年の秋に負けたことが悔しくて…。その思いを持って、みんなが練習してきた。最終学年になって、自分がやるんだという気持ちが強くなった」。頂点への返り咲きは目前に迫ってきた。

 8―4の8回1死二塁から登板し、試合を締めくくったた伊原陵人投手(智弁学園)、伊原とバッテリーを組んだ碓井雅也捕手(天理)、家田陸翔内野手(近江)、そして植本とベンチ入りした4人の1年生全員が出場。新戦力の台頭が相乗効果を生み出し、選手層の厚さにつながっている。総力で積み上げてきたリーグ戦7連勝。無敗のまま優勝を決める。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年5月4日のニュース