楽天ルーキー左腕・弓削、初登板初先発で勝ち投手まで“あと2死”で降板

[ 2019年4月4日 15:01 ]

パ・リーグ   楽天―日本ハム ( 2019年4月4日    楽天生命パーク )

<楽・日(3)>プロ初登板初先発の弓削   (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                                      
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 楽天のドラフト4位左腕・弓削隼人投手(24=SUBARU)が4日の日本ハム戦(楽天生命パーク)にプロ初登板初先発した。

 1メートル93の大型左腕は初回、先頭の西川にいきなり3ボールとなったが、最後は外角直球で見逃し三振。続く大田を右飛に打ち取り、近藤は高めの直球で空振り三振に仕留めた。2回は先頭の中田に四球。王は三邪飛に打ち取ったものの、横尾に右前打、鶴岡は四球で1死満塁のピンチを背負ったが、谷内を遊ゴロ併殺打に打ち取った。

 3回2死一、三塁からは中田を遊ゴロ。4回1死一、二塁からは谷内を遊ゴロ併殺打に打ち取る粘りの投球。しかし、3点リードの5回無死一、二塁から大田に中前適時打され、なおも1死一、三塁の場面で交代を告げられた。勝ち投手の権利獲得まで、あと2死だった。

 降板後、弓削は「落ち着いていましたけど、体が前のめりになってしまいました。ボールが散るのは持ち味ですけど、はっきりしすぎて球数が多くなってしまいましたね」と反省。それでも「要所で打たせて取れたのは収穫だと思います。リリーフ陣の調子がいいのでとにかく胸を張って投げました」とコメントした。

 味方打線は初回無死二塁から茂木の右中間適時二塁打で先制。さらに2死二、三塁から銀次が右前2点適時打して援護した。

 今季のルーキーでは、ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野央投手(22=東洋大)が3月29日の西武戦(ヤフオクD)でプロ初登板初勝利していた。

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