東邦、大胆守備が奏功 前日深夜に分析「チーム力の勝利」

[ 2019年4月4日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会決勝   東邦6―0習志野 ( 2019年4月3日    甲子園 )

<東邦・習志野>2回、フェンス際の邪飛を好捕する山田(撮影・北條貴史) 
Photo By スポニチ

 東邦の大胆な守備陣形も勝利の一因となった。3回2死、6回1死とともに、習志野9番・小沢の安打性の打球は超前進守備の外野手のもとへ。2安打の1番・根本とのつながりを完全に分断した。

 準決勝前日の休養日に決勝で対戦する可能性がある2校、計6試合の映像を分析。相手が習志野に決まった前夜は森田監督、木下コーチ、メンバー外の選手が総出で深夜まで分析し、朝のミーティング、移動のバスで映像を流した。予習を確実に生かしての優勝。志水和史副部長兼コーチは「チーム力の勝利です」と喜んだ。

続きを表示

2019年4月4日のニュース